風がだんだん冷たくなってきたある日のこと。
お兄さんがミドリノ草原からお部屋に帰って来てふと辺りを見まわすと、服や小物があっちにもこっちにも...
「年の瀬だし、そろそろ片付けないとまずいなぁ」
と思ったお兄さんはさっそくお掃除をはじめました。
ようやく片付けがおわり、部屋着に着替えのんびりくつろごうとしたお兄さん。
お手製のクッキーを用意して部屋にむかうと、誰もいないはずの部屋からなにやら物音が...
扉をあけてみるとそこにはカピバラさんたちが！
お部屋はカピバラさんたちによって、すっかり元に戻ってしまいました。
でも、カピバラさんたちのまったり～んとくつろいでいる姿を見ていると、何も言えなくなってしまったお兄さん。結局カピバラさんたちの邪魔にならないようにお部屋のすみっこでカピバラさんたちの様子をながめていたのでした。